架空戦記としての劇場版『機動戦士Zガンダム』

ガンダムファンの中には、『機動戦士ガンダム』の本放送をリアルタイムに体験したか否かで、“戦中派”とか“戦後派”と称する人達が居るようです。…それも凄い話ですけど(笑)。言葉の上では、劇中の「一年戦争」と現実の戦争とを同列に扱っているわけだ。(※あまり深刻に受け取らないで下さい)
ところで、今度の劇場版Zは、TV版とは結末が異なる予定。単純に“リメイク”と呼んでもいいけど、上記のような価値観に当てはめて見た場合、これは「架空戦記」ですよね。幸福な結末を設定し、歴史のIFを描く。その意味においては、『紺碧の艦隊』などと同じ位置づけ。
今思えば、かつての架空戦記ブームは、(それがフィクションであるにも関わらず、現実の)太平洋戦争のトラウマを解消する先駆けとなったように思います。
TV版『機動戦士Zガンダム』という作品は、世に大きなトラウマを残しました。また、監督自身、その責任の取り方を模索していた。その辺を意識してみると、面白いかなと。ベテランアニメ監督が、カンヌだ、ヴェネツィアだ、という中で、「富野はまたガンダムかよ!」という見方もできます。でも、劇場版『Z』を完結させた時、これで富野監督は心おきなく死んでいけるんじゃないかな~と思うのですが。…いや、まだまだ死なれては困りますが(笑)。120歳くらいまで、作品を作り続けて欲しいです(<信者め!)。
富野トラウマアニメのもう一つの巨頭、『聖戦士ダンバイン』に関しても、今度の『リーンの翼』で決着が付くのかな〜と妄想。







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