2006年2月25日 土曜日

『ゲド戦記』の報道に接する上で はてなブックマーク

[分野: アニメスタジオ| アニメスタジオ|ジブリ] 文:bono (投稿日:2006-02-25)

過去、鈴木敏夫プロデューサーは、『イノセンス』をデートムービーであるかのように宣伝しました。押井守監督の作風を知る人は「おいおい」と思ったが、知らない人は真に受けたかもしれない。
重要なのは、今現在、宮崎吾郎監督の作風を知る人はいないということ。今回は、万人が「真に受ける」かもしれませんね。

もう一つ、以下に高畑勲監督の宮崎駿評を引用しました。(太字による強調は僕)

映画を作りながら考えたこと〈2〉1991‐1999 映画を作りながら考えたこと〈2〉1991‐1999
高畑 勲
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宮崎駿は極端な照れ屋である。彼は本来子供のように無邪気で純真でわがままで直情的であり、したがって欲望は顔に現れる。しかし、克己や禁欲の意志と羞恥心が人一倍強かったため、それを隠したがり、その表言はしばしば屈折し逆転した。彼が何かを口をきわめて罵っているからといって、それに彼が絶対反対していると速断してはならない。罵ることは、それに引き寄せられる自分の気持ちや欲望を懸命に抑えるために必要な、いわば過剰な攻撃行動かもしれないのだ。その場合、十分な口実が約束されれば自他を許し、やむをえず受け入れる形でその欲望を開放する。(高畑勲『映画を作りながら考えたことII』より)

多少は見え方が変わってきたでしょうか?

この記事のURL:http://xn--owt429bnip.net/2006/02/ged1.php

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