同人原作の商業アニメいろいろ

『月姫』に続いて『ひぐらしのなく頃に』が、アニメ化されて放送中。どちらも「出自が同人ゲームである」ことの珍しさや時代性が語り口の一つとして流通しています。が、過去に同人原作の商業アニメが無かった訳ではありません。
<『プロジェクトA子』(1986年)>
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プロジェクトA子 DVD完全BOX 西島克彦 もりやまゆうじ by G-Tools |
『プロジェクトA子』は、最初アニメーターの欲求不満解消アマチュアアニメとして出発した。しかし、アニメを作るには参加者全員が余りにも貧乏だった。そのため、制作費稼ぎのために同人誌が発行され、ゆっくりと制作は進んでいった。(略)。それがとあるアニメーターと創映新社との関係から、創映新社の方で作品化しないかとの話が起こった。同人誌でゆっくりと資金稼ぎをしていてはいつまでたっても本格的な制作にかかれないとの判断もあり、『プロジェクトA子』はアマチュアアニメの世界からプロの世界へと浮上した。(『プロジェクトA子設定資料集』より)
<『CLOUD』(1987年)>
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ロボットカーニバル(初回限定版) 町田淳子, 花形恵子, 滝沢久美子, 村田彩 by G-Tools |
OVA『ロボットカーニバル』の一編として制作された『CLOUD』は、大橋学氏の自費出版『雲と少年』(渚マオ名義)が原型。
どちらもアニメーターの同人誌(?)が商業ベースの企画に転じた例。ちょっと例が少なすぎますが(笑)。企画の求め先として、「アニメ関係者のプライベートな作品」としての同人がまずあった。そこに「商業的に成功した、非アニメ関係者の同人作品」が加わった、と見るのが正確なのかもしれません。
(追記)<この話題に言及したサイト>
・ 浅倉卓司のログ:パピヨンローゼって元々同人じゃなかったっけ?









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