『桜蘭高校ホスト部』#1、お金の話

お金持ち学校が舞台ということで、再三お金の話が出てくる。制服の値段、コーヒーの値段。
“ホスト部”はお金を取らないようだけど、その金銭的価値は間接的に描かれています。劇中、「800万円の壺=3年間の雑用=ホストになって100人の指名を受ける」が、等価に扱われた。つまり、接客1人あたり8万円相当。#1では、主人公によって、4人×8万円=32万円分の活動が行われたことになる。漠然とした「金持ち」や「ホスト」のイメージに頼らず、かなり地に足がついた表現がとられています。
(主人公のもめ事に対して与えられた、「罰」の重さも算出可能。8万円×追加ノルマ1000人=8000万円(笑)。)
注意してみると、画面には貨幣も紙幣も登場しません。お札がヒラヒラ舞っている様な金持ち像は論外ですが、これだけお金の話をしていて一度も映さないんですね。勿論、映さない方がリアルです。お金は隠す。ホストの金銭的価値も「間接的に」示す。上手いです。
また、すべての基準になっている壺の値段も、正確には「800万円から」。具体的かつ抽象的なんですね。この辺も本当に良くできている。







コメント (このコメント欄の RSS フィード)
コメントはまだありません。
コメントをどうぞ
改行と段落タグは自動で挿入されます。メールアドレスは表示されません。利用可能な HTML タグ:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>