宝塚文化圏のアニメと「ヅカ部」

宝塚文化圏のアニメからモブシーン3つ。(恐らく、影響の伝播順)
上から、’91年『おにいさまへ…』(絵コンテ:出崎統)、’97年『少女革命ウテナ』#1(絵コンテ:幾原邦彦)、’06年『桜蘭高校ホスト部』#9(絵コンテ:金子伸吾)。金子氏は、「ウテナ」にも参加していましたね。
『おにいさまへ…』の原作者は、池田理代子。代表作は、宝塚の代名詞『ベルサイユのばら』!(同作のイメージを引き継いで、『おにいさまへ…』には「サンジュスト様」とあだ名される登場人物も)。
『少女革命ウテナ』は、意識的に宝塚から距離をおいた作品。宝塚のパロディに陥らないために、自然体で少女漫画の王道を行く、さいとうちほをキャラクター原案に起用した。彼女は後に宝塚のポスターなども手がけており、「宝塚を模倣せずに、宝塚的なビジュアルを獲得する」という「ウテナ」のアンビバレントな目論みは、客観的にも達成された。
そして、『桜蘭高校ホスト部』のヅカ部の回。「○○(過去の作品名)を連想させる」というのも勿論なのだけど、もう一歩進んで、宝塚っぽいアニメの「映像の記憶」を感じさせる回でもありました。






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