絵コンテ・ストラップ

コンビニで見かけて、度肝を抜かれました。凄い発想。
絵コンテ好きとしては放っておけない!…ということもないですが(笑)。「アニメ絵コンテの歴史」には足跡を残す出来事ですね。
コンビニで見かけて、度肝を抜かれました。凄い発想。
絵コンテ好きとしては放っておけない!…ということもないですが(笑)。「アニメ絵コンテの歴史」には足跡を残す出来事ですね。
『ゲド戦記』関連のインタビューを追っていくと、それぞれの言い分が半歩ずつずれているように感じられる。
始めに違和感を覚えたのは、宮崎駿監督を説得した際のやりとり。吾朗氏による『ゲド戦記』のイメージ画、それをたった一枚見せたことで、「監督には不向きである」という反論を封じてしまったエピソード。
(以下、引用内の太字は僕)
スタジオジブリ:特別企画:雑誌『インビテーション』4月号採録 「鈴木プロデューサー ゲド戦記を語る(1)」
そのときもまだ吾朗君の監督に反対していた宮さんに、その画を見せたんです。
そうしたら、彼は黙ってしまいました。つまり、宮崎駿は横位置の構図で、こういう画を描いたことはあるけれども、縦位置で描いたことがなかったんですね。見た目はそっくりだけれども、アングルが違う。これは効果があると僕は思って、吾朗君に描かせたんです。確かに絵を見て彼は唸りましたね。
鈴木プロデューサーが“描かせた”絵で、吾朗監督の器を伝えるというのは、少し妙です。
以下、気になった点をいくつか。
80年代のアニメ誌を覗くと、大林宣彦版『時をかける少女』及び、主演女優 原田知世の巨大な影響力に驚く。
細田版の予習のつもりで旧作に臨んだ人は、折角なので、セットで「当時どのように受容されていたか」も押さえておくのが望ましい。
そこで、沢山ある記事中から、当時の熱狂的な空気を感じ取れる1例を紹介。『アニメージュ』85年6月号、“誌上からラブコール”出渕・美樹本・河森・佐藤元さんの“アイドル論争”から。
ことの起こりは「アニメージュ」5月号の取材で出渕さんのお宅におじゃましたときのこと。部屋のあちこちに原田知世ちゃんの写真が積まれている。驚く記者に、出渕さんは「知世ちゃんの“時をかける少女”は最高ですよ」とテープをかけ、いかに知世ちゃんがかわいいかを目を細めて話してくれた。
これを端緒に、アニメ関係者のアイドル熱を浮き彫りにする座談会記事に発展。若きアニメクリエイター(当時)4人が集まった!
(略)
●知世ちゃんが初恋!?
出渕裕「庵野(秀明)くんは、安田成美がいいんだって。河森くんがそれをバカにするんだよね。(河森さんをじっと見て)河森くんはいちずだからいいよね。知世ちゃんが初恋だもんね」
河森正治「(赤くなり)何いってるんですか、ああた(笑)」
佐藤元「竹川さん(スタジオぬえ)喜ぶよな、河森がやっと人間に恋をしたって」
出渕「快挙ですよ」
佐藤「そう、ぬえに行ったら“やっと2次元コンプレックスが直った”っていってた」
美樹本晴彦「壮挙ですよ(笑)」
(略)
●アニメでは出せない魅力とは!?
河森「あんなきゃしゃなのに踊りがうまいんだよ。すごく楽しそうに踊ってる。ああいう顔を見ると、“ああアニメはまだまだだなあ”と思う」
出渕「だってああいう表情って絶対出せないんだもん」
美樹本「(まじめに)アニメはアニメなりに追求しないといけないんだねえ」
(略)
言動が、最近の「萌えオタ」とあんまり変わらないような気もしますが、それはそれ(笑)。20年経って、「時かけ」の主役の座が「アイドル」から「アニメ」に移ったのは、上の世代の作り手が「アニメなりに追求」したことと無関係ではないのかも。
(余談:記憶の片隅にこれ↑があったので、ブロガー試写の会場に出渕監督が居たのは、ちょっと面白かったです(笑)。)
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(『ゆうきまさみのはてしない物語』より)
影響力という点で、関連する話題をもう一つ。
『月刊Newtype』創刊号から続く長期連載『ゆうきまさみのはてしない物語』。元を辿れば、「角川の雑誌に連載を持てば、原田(知世)さんとお近づきになれるかも知れない」という、筆者の小さな野望に起因する。
嘘か本当か分からないが(笑)、結果、20年も連載が続いて今に至っている。凄い話です。
細田守監督による期待の新作『時をかける少女』の「ブロガー試写」に当選、一足先に鑑賞する機会を得ました。応募資格であった「ブログサイトでレヴューをお書きいただける方」に応えるべく、以下、僕なりのレヴューです。
<『時をかける少女』レヴュー>
細田守監督の演出的な魅力はといえば…沢山ある訳ですが。今回は、「奇妙なバランス感覚」の観点から紹介してみます。ストレートに言えば、映像構成の「アンバランスさ」について。
かつて細田作品が大いに語られた機会は、2度ありました。初期作品における、超細密レイアウトのインパクト。そして、近作『ワンピース オマツリ男爵と秘密の島』での先鋭的なキャラクター作画の是非。
これらの衝撃は、どちらもアニメとしての「アンバランスさ」に起因します。
(続きを読む)
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