構図と視線の右左

credo ut intelligam:2006-10-05:『ネギま!?』のコメント欄が面白かったので横槍。
西洋美術史上、構図の「右と左」問題を最初に論じた人は、ハインリヒ・ヴェルフリンだといわれている。ドイツの美術史学者ヴェルフリンは、絵画の鑑賞時に左から右へと視線を動かす傾向があることを念頭に、レイアウトを語りました。(ヴェルフリンの『美術史論考』が手に入らなかったので、孫引き。)
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美術における右と左 中森 義宗 衛藤 駿 永井 信一 by G-Tools |
以上は、西洋の場合。
その他の国・地域には、それぞれの文化・時代に根ざした見方がある。すべてに通じるたった一つの正解がある訳ではない。美術館の順路が、展示物によって「左回り」だったか「右回り」だったかを思い出してみると面白いかも。
だから、知識はあって困るものではないけど、結局のところ一番大事なのは直観だと思います。






某所にて購入。400円。
原作者である三陽五郎(=會川昇)氏が脚本兼ナレーションを担当した、ラジオドラマ版の前衛性が印象に残っている。同様の手法を用いていれば、必ずや『天保異聞 妖奇士』を観る参考になるはず!と買ってみたが、OVA版は脚本担当していなかったのですね…(笑)。あ、いや、でも面白かったです。
(絵コンテ・演出:京田知己、撮影:武山篤)
OP・EDの透明感や、「監督 錦織博」の文字が出る時のきらびやかな処理は、武山篤氏による撮影の賜物でしょうね。
本編で気になったのは、左図の場面。画面のこちら側(視聴者)に直接話しかけているように見える。今後の展開と無関係ではないと思う(というか思いたい)けど…。
