「ノリコ」と「シンジ」の根拠に関する自説

『トップをねらえ!』の主人公「タカヤノリコ」の名が、当時スタッフだった高屋法子さんに由来するのは有名な話。
ここで疑問。「なぜ、その名前が選ばれたのだろうか?」
以下は、「もしかしたら、こういう理由では…」という僕の説。
次に引用する資料は、飯田つとむ(=現・飯田馬之介)氏が、『天空の城ラピュタ』制作時のジブリについて書いたもの。
面白いスタッフを7人選んで紹介するという企画ページ。この中に、金田伊功氏らと並んで「七人」の枠に選ばれた、高屋法子さんに関する記述がある。
もしかしたら、ジブリで一番へんなひとかもしれない高屋さん。
ハーモニーを担当しました。
昔、円谷プロで「ウルトラマン」に出て来るビルなどを作っていたというお父さんが、ぼくらのあこがれでした。
(略)
飯田つとむ「スタジオジブリ7人の侍」(『天空の城ラピュタGUIDBOOK』)より
お父さんが「ウルトラマン」のスタッフだった!これは、「昔、お父さんが怪獣と戦っていた」と言い換えても過言ではないだろう。…過言ではないですよね(笑)!?つまり、劇中で父親が宇宙怪獣と戦っていたノリコと、設定的に気持ち良く合致するんですね。果たして、これは偶然だろうか。
さらに言えば、高屋さんの夫であり、特撮屋として名高い、樋口真嗣監督。義理の父の戦歴を加味すれば、親子2代にわたって怪獣と戦った男と言えるだろう。その「シンジ」という名を、庵野監督が「親子2代にわたって怪獣と戦う男の子」の名前に貰ったのも、至極当然の流れではないだろうか、とも思う。
注)一般の方は、“戦っていた”、“戦った”の前に、“(ある意味)”を挿入しながら読んでください。





●インタビュー記事+原画、イラストなど
