「グレンラガン」#4、空腹と奇行

『天元突破グレンラガン』#4
脚本:山口 宏
絵コンテ・演出・作画監督:小林 治
今回は、登場人物全員が極度の空腹にさらされ、言動はおろか容姿までおかしくなってしまう、というギャグ寄りの内容でした。雲すら食べ物に見えてしまう、ひどい空腹。
ここで少し話がずれますが。昔『ふしぎの海のナディア』で、主人公が毒キノコを食べておかしくなってしまう回がありました。あの時は、「どうも普段と様子が違うらしい」というニュアンスを、顔を紫色に塗ることで記号的に表現していました。
で、仮にですが。それを観た感想として、いつもとキャラクターの雰囲気が違うとか、表情が変だとか、行動が不自然だとか、そういう批判の声が上がったとしたら、それは見当違いです。だって、「明らかに普段と違う状態での奇行」を描いた場面なのだから。
さて、話を元に戻しまして、「グレンラガン」#4ですが。(毒キノコを食べた訳ではないので)登場人物の顔は肌色のまま、別の手段で「どうも普段と様子が違うらしい」というニュアンスを画面に滲ませていました。
で、また仮にですが(笑)。それを観た感想として、いつもとキャラクターの雰囲気が違うとか、表情が変だとか、行動が不自然だとか、そういう批判の声が上がったとしたら。果たして、それらは的を射ていると言えるでしょうか?
(4/26追記)
コメント欄で少し内容の補足をしています。ご興味のある方は、合わせてお読み下さい。
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天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版) 柿原徹也.小西克幸 今石洋之 by G-Tools |







(毛色の異なる冒頭を除き、)ひときわ目立ったカメラの動きが観られるのは一箇所、左図の場面(*1)。初めて仕掛けられる過剰な演出(イマジナリーライン越え+逆光)から、「演出家は、どうもここが第1話の肝だと考えているようだ」と想像できる。