「グレンラガン」#4、空腹と奇行

『天元突破グレンラガン』#4
脚本:山口 宏
絵コンテ・演出・作画監督:小林 治
今回は、登場人物全員が極度の空腹にさらされ、言動はおろか容姿までおかしくなってしまう、というギャグ寄りの内容でした。雲すら食べ物に見えてしまう、ひどい空腹。
ここで少し話がずれますが。昔『ふしぎの海のナディア』で、主人公が毒キノコを食べておかしくなってしまう回がありました。あの時は、「どうも普段と様子が違うらしい」というニュアンスを、顔を紫色に塗ることで記号的に表現していました。
で、仮にですが。それを観た感想として、いつもとキャラクターの雰囲気が違うとか、表情が変だとか、行動が不自然だとか、そういう批判の声が上がったとしたら、それは見当違いです。だって、「明らかに普段と違う状態での奇行」を描いた場面なのだから。
さて、話を元に戻しまして、「グレンラガン」#4ですが。(毒キノコを食べた訳ではないので)登場人物の顔は肌色のまま、別の手段で「どうも普段と様子が違うらしい」というニュアンスを画面に滲ませていました。
で、また仮にですが(笑)。それを観た感想として、いつもとキャラクターの雰囲気が違うとか、表情が変だとか、行動が不自然だとか、そういう批判の声が上がったとしたら。果たして、それらは的を射ていると言えるでしょうか?
(4/26追記)
コメント欄で少し内容の補足をしています。ご興味のある方は、合わせてお読み下さい。
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もしそう言う演出意図だったら、話の始め(まだ空腹でない状態)か話の終わり(お腹いっぱいになった状態)に普段通りの状態を描いておいて、イカレた状態との対比ができるようにしといたら話が上手く伝わったかもしれませんね。
コメント by アオヤギ — 2007年4月26日 木曜日 @ 22:49
確かに、分かりにくいとは思います(笑)。
第4話の中で、かろうじて「普段通り」の状態と言えるのは、コックピットでモグラのシッポを食べて、空腹を紛らわせた辺りです。シッポをお腹に入れてから、敵ロボットを倒し終わるまでは、パイロットの顔を見せないような構図を選んでいる(ように見える)ので、ここがもう少し分かり易かったら反応も違ったのかも…。
コメント by bono — 2007年4月26日 木曜日 @ 23:27
あまりに空腹で奇行に走ってる割に、冒頭の腹減った!って言ってるシーンで食料になる鳥?が出てても無視して特訓を始め、女性陣は最初に目処をつけた場所であっさり獲物をみつける。
前回狩りに出たときも苦労してないし、狩り場には豊富な獲物もいたし、食料調達が大変な世界には思えなかった。
今回がもしそういうお話だったなら、獲物が長い間捕れなくて、お腹空いて、せっぱ詰まってるって説得力は話から感じられなかったので、最初にもうちょっと状況が分かるような台詞のやりとりが欲しかったです。
コメント by よ — 2007年4月28日 土曜日 @ 12:46
>冒頭の腹減った!って言ってるシーンで食料になる鳥?が出てても無視して特訓を始め、女性陣は最初に目処をつけた場所であっさり獲物をみつける。
冒頭で、食料になる鳥を見かけたから、「どうやら水場があるらしい」という推測が立った。それで獲物に有り付けた、ということだと思いますよ。
あと、地下から来た男性2人は、地上生活に不慣れなので、おそらく自力で食料を探す方法を知らない(むしろ足手まといで、貴重な獲物を逃がす可能性すらある)だろう、ということも考えに入れると、そう不自然でも無いと思います。
>前回狩りに出たときも苦労してないし、狩り場には豊富な獲物もいたし、食料調達が大変な世界には思えなかった。
前回は住処に近い、通いなれた狩場でした。それ以後は、全く知らない土地での食料探しになりますから、きっと具合も違うはず、という説はどうでしょう。
コメント by bono — 2007年4月28日 土曜日 @ 17:02