2008年1月29日 火曜日

アニメの愛し方百景、愛深きゆえに はてなブックマーク

[分野: 未分類] 文:bono (投稿日:2008-01-29)

080128.jpg 学生の頃から、「アニメファンとして、君の視聴スタイルはおかしい」と遠回しに言われることが、しばしばあった。
 パターンは様々で、「監督が誰だとか、作画がどうだとか、どうでも良いじゃないか。それより、もっと素直な感動を大切にしよう」とか、「(14型テレビなんか捨てて)もっと大きな画面で観よう」とか(※)

 当時は(主旨は理解しつつ)「趣味の違い」くらいに認識していたのだけど、その後、ふと気がついた。ときに「愛情表現」は、愛情表現に見えないということに。

 例えば、SM畑の人を指して「パートナーをムチで叩くなんて!(本当に愛しているの?)」と疑問をぶつけるようなニュアンスに近かったのではないか。僕はアニメが好きなつもりだったけど、別の視点からは、その愛し方が奇異に(もっと言えば愛情が無いように)映ったのかも知れない。

 では、世の中にはどんな愛し方があるだろうか。

・純愛派…清く正しい映像ファン。作品に対する素直な愛情表現を大切にし、綺麗な思い出を人生の糧とする。多分、まともな人たち。

・ドメスティックバイオレンス無自覚派…基調は純愛だが、ふとした拍子に豹変。「作画崩壊ふざけんな。DVD買わねーぞ!」などと叫び、暴れる。殴る蹴るも愛情表現の一種である(と当人は思い込んでいる)ので、話がこじれがち。「俺の愛の深さを見よ!」とばかりに、DVDを叩き割り、周囲を引かせることもしばしば。

・猟奇的愛情派…対象をバラバラに分解、「なんて美しい上腕二頭筋なのだろう!」的な深層の美や、鯛の鯛的な構造美に震える。←僕は多分ここ

・本人に内緒でオーディションに応募する友情パワー炸裂派…アニメ動画を違法に支援うぷ。自らが広告塔となり、縁の下の神として、恵まれないクリエイターを応援(しているつもり)。

・カニバリズム派…食べる愛。(参考:懐かしアニメ弁当

・鬼畜ゴミ袋漁り派…クリエイターが敢えて捨てたパーツ(アウトテイクや中間生成物)を掘り起こし、断片を媒体にして妄想を楽しむ。

・寝取られ派…いびつなアニメ化にワクワクしてしまう、困った人。殺し文句は、「アニメと漫画では表現法が違うので」「敢えて」「オリジナル要素を」「大胆な解釈で」「実験的に」「現代を舞台に」「パラレルワールド」等。

・石の下でうごめく変な形の虫を見るのが好きな子供心を忘れない派…資金繰りのつらさが画面に透けて見えるアニメ制作会社、一線を越えた巨匠、駄作を連発するのに何故か干されないスーパークリエイター等の生み出す作品を好む。絶対に文句は言うが、新作が発表されるたびに観る。

 ※…小さな画面の方が、全体像を把握し易くて、好きだった。

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