『true tears』のOP演出(カットの流用意義)

『true tears』オープニングアニメーション
絵コンテ:西村純二
演出:川面真也
OP中盤、「傘をさした女の子」から始まる、25秒間のPAN(平行横移動のカメラワーク)。横に長いひと繋がりの背景(山の情景)に、トリミングした本編のカットを幾つも重ねていくショット。
ここで面白いのは、降る「雨」の容貌が、動きの連続性の中で変わっていくところ。
OPの尺は90秒。その約3分の1を使った長回しのワンカットで、「雨」から「雪」への微妙な変化を繊細に(かつダイナミックに)描いている。
主題歌のサビに乗せて、本編からの流用カットを見せる。最新アニメのOPとしては、かなり大胆な構成です。しかしながら、本編そのままだからこそ、果たせる役割もある。
絶え間の無い時間の流れの中で、激動をみせる背景。その象徴的な変化と連動して、本編の情景がドラマチックに迫ってくる。いやぁ、ぐっと来ます。素晴らしい!







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