2008年2月24日 日曜日

『true tears』のOP演出(カットの流用意義) はてなブックマーク はてなブックマーク登録数

[分野: 演出] 文:bono (投稿日:2008-02-24)

『true tears』オープニングアニメーション
絵コンテ:西村純二
演出:川面真也

080224.jpg OP中盤、「傘をさした女の子」から始まる、25秒間のPAN(平行横移動のカメラワーク)。横に長いひと繋がりの背景(山の情景)に、トリミングした本編のカットを幾つも重ねていくショット。

 ここで面白いのは、降る「雨」の容貌が、動きの連続性の中で変わっていくところ。
 OPの尺は90秒。その約3分の1を使った長回しのワンカットで、「雨」から「雪」への微妙な変化を繊細に(かつダイナミックに)描いている。

 主題歌のサビに乗せて、本編からの流用カットを見せる。最新アニメのOPとしては、かなり大胆な構成です。しかしながら、本編そのままだからこそ、果たせる役割もある。

 絶え間の無い時間の流れの中で、激動をみせる背景。その象徴的な変化と連動して、本編の情景がドラマチックに迫ってくる。いやぁ、ぐっと来ます。素晴らしい!

2008年2月21日 木曜日

『ハーメルンのバイオリン弾き』の予算問題に切り込む有野課長 はてなブックマーク はてなブックマーク登録数

[分野: 演出| 脚本] 文:bono (投稿日:2008-02-21)
true tears vol.1 true tears vol.1
高垣彩陽 石井真 名塚佳織


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 録り貯めしていた『true tears』を、一気に観た。その勢いで、西村純二監督のインタビューを読んでみた。

まんとら「番組アーカイブ」第142回 (12/21放送)ゲスト:西村純二/高橋広樹
 一読すれば、監督の経歴が大雑把に把握できる。監督の個性なのか、インタビュアーの引き出し方が上手いのか、あけすけな語りになっているのも面白い。

 途中、有野さんのアニメ版『ハーメルンのバイオリン弾き』に対する感想が、ストレートすぎて笑ってしまった。

「極端に枚数を使うカットと枚数を使わないカットを振り分けるとか わりとそういうことを挑戦的にやったんですよ。」と監督。
「全く動かないコマとかあるんですよ」とやまけんさん。
驚く有野さんと工藤さんに監督は「もうちょっと具体的にいうと止まっているカットが1/4くらいあるんですよ。完全に動かないんですよ。当然、何も動かないんですよ。止め絵で口も止まってるヤツが延々としゃべるっていうのがいっぱいあるんですよ。」と監督が裏話を披露。
そして、映像を見てもらいました。
「というような演出をやったんですね。」と監督。
「それはお金的な問題でですか?」と有野さん。

再三、演出だって前置きしてるのに!(でも、良くぞ聞いてくれた!)

まんとら「番組アーカイブ」第143回 (12/29放送)ゲスト:西村純二/高橋広樹
 上の続き。こちらは、最新作『true tears』の話題。脚本づくりのくだりが面白すぎる(笑)。

2008年2月13日 水曜日

市川崑監督とアニメーション はてなブックマーク はてなブックマーク登録数

[分野: 演出/庵野秀明] 文:bono (投稿日:2008-02-13)

 突然の訃報に驚いた。監督自身の存在感も大きく、邦画全盛期の象徴「四騎の会」の最後の一人が!という衝撃もある。

 個人的には、つい先日、『市川崑物語』を観たばかり…。

<アニメーター市川崑>
『市川崑物語』(監督:岩井俊二)

これは、映画人、市川崑の幼少期から太平洋戦争を経て、 現在に至るまでの物語。これまであまり語られることのなかったアニメーター時代などが、貴重な写真や映像と共に語られる。

 アニメファンには有名な話ですが、市川崑監督はアニメーション出身です。だけど、『市川崑物語』ほど詳細に扱ったものは、他に知らない。
 過去のエピソードやフィルムはもちろん、「ミッキーマウスの時計」を大切にしていたり、今でも「ミッキーマウスのスリッパ」をはいている映像を観て、正直驚かされた。若い頃の一時の気持ちではなく、心底アニメーションが好きだったんだなぁと。

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高松信司監督の自主制作映画『宇宙防衛軍ジェットマン』 はてなブックマーク はてなブックマーク登録数

[分野: 演出/高松信司] 文:bono (投稿日:2008-02-13)

 高松信司監督の自主制作映画が、Youtubeに上がっていた。

<高松監督とは>
 サンライズにおけるメタフィクション演出の第一人者。監督作『勇者特急マイトガイン』のメタ展開最終回をはじめ、『機動新世紀ガンダムX』のメタ・ガンダム展開などで賛否両論を呼んだ。

 個人的には、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』#108が強く印象に残っている。持ち前のメタ・アニメ展開に加えて、本編中に高松監督本人が実写で登場する破天荒ぶり!

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2008年2月11日 月曜日

西崎義展×庵野秀明対談 はてなブックマーク はてなブックマーク登録数

[分野: 演出/庵野秀明] 文:bono (投稿日:2008-02-11)

アニメ!アニメ!:西崎義展×庵野秀明 プラモ同梱包 ヤマトDVD-BOX発売

 昨年末の「プラモデル共同監修」のニュースにも驚かされたが、ここにきて、DVD-BOX発売にあわせた対談企画が幾つか。

 1)現在発売中の『週刊プレイボーイ』(08年2月25日号)に、庵野監督と西崎義展プロデューサーの対談が掲載されている。
 ページ数も4Pと少なく、あまり目新しい内容は無い。だけど、内容があるとか無いとか、そういう問題じゃないんですよ(笑)。いろんな意味で凄い企画だと思う。

080211.jpg

 2)2月20日発売予定の『オトナファミ』最新号にも掲載されるようです。

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