発掘!大畑清隆プロフィール

『王立宇宙軍COMPLETED FILE』に、大畑清隆氏のプロフィールが掲載されていた。長年探し求めていた基本データ、ついに見つけた!
しかし、『王立宇宙軍』のムック本に載っているなんて、夢にも思わなかった…(笑)。制作進行として関わっていたんですね。
ちなみに、「昭和39年11月22日生まれ、血液型O」「静岡県出身」「某デザイナー学院卒業」とのこと。
『王立宇宙軍COMPLETED FILE』に、大畑清隆氏のプロフィールが掲載されていた。長年探し求めていた基本データ、ついに見つけた!
しかし、『王立宇宙軍』のムック本に載っているなんて、夢にも思わなかった…(笑)。制作進行として関わっていたんですね。
ちなみに、「昭和39年11月22日生まれ、血液型O」「静岡県出身」「某デザイナー学院卒業」とのこと。
某所にて購入。各1000円。雑誌『アニメスタイル』の前身の同人誌。
(第1号:1999年8月15日発行/B5判)
・アニメはムラムラだ!宣言
(アニメ様vsサムシング吉松)
・山内則康
(聞き手:アニメ様、サムシング吉松、声優博士)
(第2号:1999年12月25日発行/A4判)
・アニメ様vsアニメ抹殺計画!
・演出家対決! 大畑清隆vs細田守
(司会:アニメ様)
(立会人:錦織博、五十嵐卓哉、声優博士)
存在自体は知っていたけど、実物を見たのは今回が初めて。実際手にしてみて、市場に出回らない理由が分かった。いわゆる冊子ものではなくて、第1号は「折り本」(「お経」みたいに交互に折って作られる蛇腹式の本)。第2号も同人誌としては特殊な形式で、これは中古屋は扱わんだろうと。(それ以前に、どれくらい数が出ているのか分かりませんが…。)
「大畑清隆vs細田守」はファン必読。大畑監督は、仕事の偉大さに比べてメディアへの露出が少なすぎなので…。いやぁ良いもの読みました。
映画には、人物の配置法として「プレーン・ステージング(Planar staging)」と「デプス・ステージング(dpth staging)」とがあります。前者は、狭い舞台上に人を並べたような平面的な配置。後者は、映画的というか、自然に見える立体的な位置関係のある配置。
『奥さまは魔法少女』OP観てると(『忘却の旋律』の担当回でも良いけど)、大畑清隆氏の構図からは前者の傾向を強く感じる。平面的な構図と、止めor過剰な動きでカットを重ねて見せていく。そういう意味では、氏の得手不得手が良く現れているOPかも。平面性は、必然、作り物としての印象を強めますが、僕は好きです。
一方、錦織博監督の構図は、後者の傾向が強い。立体的な構図の中で、カットを割らずに極力演技させてみせる。
こうして見ると、監督・監督補として組むこの2人の映像の個性は、真逆といえますね。それ故に補い合える関係なのかも。
OP(絵コンテ・演出:大畑清隆)
(あまり見られる機会が無いのが残念ですが、)絵コンテそのものを見ても、2人は両極端。大畑氏の絵コンテは、原画も描く人のそれらしく、非常に端整です。それでいて、アニメーターの絵コンテに見られがちな無機質さはなく、妙な味がある。細かい注意書きも面白いです。
執拗なBANKの挿入と、繰り返されるシークエンスは、突き詰められた平面構図と同様に、細かい設計の上にあることが分かります。
第1話本編(絵コンテ・演出:錦織博)
錦織氏は、(奇しくも、先日書いた武山篤氏と同じく)撮影の出身。だからなのか、何なのか分かりませんが、絵コンテは滅茶苦茶ラフです(笑)。かろうじて何が描いてあるのか分かるレベル。酷い言い方をすれば、殴り書きです。でも、ある種ナチュラルな画面の印象は、その賜物で。作りこみ過ぎることなく、一定レベルの映像を構築できる才能によるところが大きい。
『忘却の旋律』最終回の絵コンテなんか見ると、本当に最低限のことしか描かれていないのですが、それでもきちんと、あの美しい映像の要素は揃っている。凄いです。
以下のような発言を読むと、コンテの線が走りまくっているのも納得。
小林治「(『BECK』の担当コンテ数が多かったのは)2日とかでコンテ描ける人間って、自分しかいなかったんで。例えば錦織(博)さんとかなら2日で描けると思うんだけど、そういう人たちは忙しくてやってくれなかったから。」(『アニメージュ』05年6月号)