2008年9月30日 火曜日

『コードギアスR2』最終回Aパートの男vs女 はてなブックマーク

[分野: 演出|谷口悟朗] 文:bono (投稿日:2008-09-30)

 谷口監督作品の最終局面といえば、男と男の意地がぶつかり合い、叫びが天を突き破る…といったノリが頭に浮かぶ。今回はどうだろうか。

 『コードギアスR2』最終回Aパートは、その大部分が、男性の意地を女性が抑えようとする(力を以って立ちふさがる/言葉で否定する/なだめる)会話シーンの連続で構成されている。

 ルルーシュとナナリー、スザクとカレン、藤堂と女性パイロット、ジェレミアとアーニャ、シンクーと天子さま、玉城と女性オペレーター、ロイドとラクシャータ。

 残りは、いくつかの「一人言」と、2つの「例外的な会話シーン(※)」があるだけ。「男と男のぶつかり合い」は、あまりにも綺麗に排除されている。

※…例外的に、男と女の対立構造を持たない会話シーンが2つだけある。1つは、「リヴァルと生徒会長」。もう1つが「神楽耶とC.C.」。いずれも、含みのあるニュアンスが異彩を放つ、味のある場面。(リヴァルの言葉は、表面的にはナナリーと同じだが、本質的に別物である。そのコントラストが面白い。)

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2007年9月22日 土曜日

『ワンピース~倒せ海賊ギャンザック~』スタッフリスト はてなブックマーク

[分野: 演出|谷口悟朗] 文:bono (投稿日:2007-09-22)

070921.jpg 東映アニメーション版『ワンピース』以前に作られた、イベント上映用ムービー。谷口悟朗監督&プロダクションIGの組合せも異色。

 『ワンピース』の魅力の一端である見栄とケレンの演出が、いかにも谷口監督らしい。奇抜な構図の積み重ねで魅せる東映の宇田監督の手法とはまた違って、今川泰宏直系の、肉感あるキャラクターといびつな台詞回しの演出。
 サンライズ仕込みのロボット演出も(いたずらに)健在で、火花こそ散らないものの、勇者シリーズ風の変形シークエンスや、海洋ものを逸脱したセリフ回しが可笑しい(例:「自爆したのか!?」「島が粉々にされちまう!」)。

 後の『スクライド』や『ガン×ソード』の片鱗も。

監督:谷口悟朗
脚本:北嶋博明
脚本協力:スドウウラオ
脚色:谷口悟朗
キャラクターデザイン:香川久
作画監督:香川久、玉川達文
原画:浜名孝行、中田正彦、佐藤雅将、馬越嘉彦、吉川美貴、杉本功、吉田夫美子、阿部宗孝、中谷誠一、西田亜沙子、関野昌弘、八木元喜、宮沢康紀、青鉢芳信、星和伸、西山努、深野敏彦、中村豊、須賀しげゆき、佐々木守、八塚ひろし、長谷部敦志、大塚健、古川直哉、吉田徹、鈴木卓也、鈴木竜也、糸島雅彦、樋口香里、中村裕之、清水洋
制作:プロダクションIG

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