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2007年8月27日 月曜日

『モデルグラフィックス』07年10月号、総監督が語る「∀デザイン」の真実 はてなブックマーク 登録数

[分野: 演出/富野由悠季] 文:bono (投稿日:2007-08-27)
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 「MG ∀ガンダム」(プラモデル)発売に合わせた、『∀ガンダム』特集号。

 富野節健在の総監督インタビューが面白かったです。シド・ミードのデザインに対する本音など、放映当時と言ってることが180度違う暴れん坊ぶり(笑)。時間を経ることで、自身のフィルムに対してもいろいろと反省点が見えてきたようで、恐らくは次回作の輪郭に繋がっていくであろう語りになっている。ファンはチェック!

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2006年3月5日 日曜日

『機動戦士ZガンダムIII』を見届けてきた はてなブックマーク 登録数

[分野: 演出/富野由悠季| 演出] 文:bono (投稿日:2006-03-05)

060305z.jpg 劇場版『機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-』を観てきました。同じ舞台なのに、微妙なアクションの違いによって歴史が変わってしまう。従来のガンダムとは少し別の意味で、SFでしたね。

前2作では、エンターテインメントとして扱われたメカアクションが、今作ではドロドロとした窮屈なものとして描かれ、爽快感を削いで見せているのが面白かったです。長く辛い時間を経て、ラストで徐々に緊張を解いていくZガンダム(<こんなメカ演出の出来る人が他に居るだろうか?)、そしてラストのバカバカしい開放感。すっかり違う物語に生まれ変わっていました。神の視点で作られた(と思われる)TV版に対し、劇場版は人間の目線に降りて作り直されたような印象も受けました。あと、ハマーンの存在感が凄かったり。

さて、今回の映画の話は一旦置いておいて…。人間が死ぬ間際に見るという「走馬燈」って、場面の繋がりが唐突だったり、事実の認識に混乱が見られたり、声が違って聞こえたり、映像的に鮮明・不鮮明の差があったりするのかな~?なんてことを観賞後に考えました。TV版ラストのカミーユが、ヘルメットの風防が弾けた時に走馬燈を見ていたとしたら…。その内容が、この映画みたいなものだったとしたら…。それは酷い悲劇だよなぁ。

(追記)<この話題に言及したサイト>
トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M):2006-03-07

2005年11月12日 土曜日

架空戦記としての劇場版『機動戦士Zガンダム』 はてなブックマーク 登録数

[分野: 演出/富野由悠季| 演出] 文:bono (投稿日:2005-11-12)

ガンダムファンの中には、『機動戦士ガンダム』の本放送をリアルタイムに体験したか否かで、“戦中派”とか“戦後派”と称する人達が居るようです。…それも凄い話ですけど(笑)。言葉の上では、劇中の「一年戦争」と現実の戦争とを同列に扱っているわけだ。(※あまり深刻に受け取らないで下さい)

ところで、今度の劇場版Zは、TV版とは結末が異なる予定。単純に“リメイク”と呼んでもいいけど、上記のような価値観に当てはめて見た場合、これは「架空戦記」ですよね。幸福な結末を設定し、歴史のIFを描く。その意味においては、『紺碧の艦隊』などと同じ位置づけ。

今思えば、かつての架空戦記ブームは、(それがフィクションであるにも関わらず、現実の)太平洋戦争のトラウマを解消する先駆けとなったように思います。
TV版『機動戦士Zガンダム』という作品は、世に大きなトラウマを残しました。また、監督自身、その責任の取り方を模索していた。その辺を意識してみると、面白いかなと。ベテランアニメ監督が、カンヌだ、ヴェネツィアだ、という中で、「富野はまたガンダムかよ!」という見方もできます。でも、劇場版『Z』を完結させた時、これで富野監督は心おきなく死んでいけるんじゃないかな~と思うのですが。…いや、まだまだ死なれては困りますが(笑)。120歳くらいまで、作品を作り続けて欲しいです(<信者め!)。

富野トラウマアニメのもう一つの巨頭、『聖戦士ダンバイン』に関しても、今度の『リーンの翼』で決着が付くのかな〜と妄想。

2005年11月1日 火曜日

『機動戦士ZガンダムII 恋人たち』のニュータイプ表現 はてなブックマーク 登録数

[分野: 演出/富野由悠季| 演出] 文:bono (投稿日:2005-11-01)

051101.jpg ガンダムと言えばニュータイプ、ニュータイプと言えば額から放電するようなエフェクト。…なのだけど、今回の映画では(僕の記憶違いで無ければ)そういう表現は見られなかった。凄いことですよ。20年間使ってきた手法を捨てた訳だ。ニュータイプなるものが、全てカットの繋ぎで表現されている。良いなぁと感じました。ただでさえ時間の限られている編集映画、記号的に見せた方が手っ取り早い筈。しかし、敢えて表現を改めたことで、ガンダムに付きまとっていた神経質なニュアンスがかなり薄れた。随分と肌触りが柔らかくなっていました。
また、それを筆頭に、いろいろな進化が見られました。ベテラン監督の作品に見られがちな、セルフパロディ化の兆候は全く見られなかった。それを意識することすらなかった。何と幸せなことかと思う。(ただ一つ、ブライトの声が老いていたことだけが悲しかった)

ところで、前述したニュータイプのエフェクト。映画主義が身上の富野監督には珍しい漫画記号ですよね。これのそもそもの発端は、サンライズ系演出家の関田修氏(現ドリームフォース)によるアイデア、と僕は認識している。(<違うかもしれません)

AM 演出面の苦労は?
関田 山ほどあった(笑)。とくにニュータイプの表現ですね。アムロが最初にニュータイプのきざしを見せた回はぼくがやったんですけど、あの「目から火花」がねェ(笑)。
(『アニメージュ』80年4月号)

関田演出といえば、“光”の印象が強い。例えば、『聖戦士ダンバイン』で画面が光りすぎな回は、ほぼ100%関田回です(笑)。どちらも同根なのではないかと思う。
ガンダム=富野とは言っても、きっと色々なスタッフのアイデアが集積されて出来ている。編集で切ったり張ったりしている内に、より富野的な純度が高まったという側面もあるのかな、と思った。

2005年10月16日 日曜日

まんが日本富野ばなし はてなブックマーク 登録数

[分野: 演出/富野由悠季| 演出] 文:bono (投稿日:2005-10-16)

『まんが日本昔ばなし』の再放送が、10/19からスタートだとか。

051016.jpg 同作には膨大な話数がある。その中で、僕的に気になっている(観たい)回が、「山の神と孝行娘」(演出:富野喜幸)。これ読んで、「あれ?」と思った人も居るはず。僕は、『月刊アニメーション』1980年7月号「『まんが日本昔ばなし』特集」掲載の放送リストで知ったのですが。その時「ん?」と思いました。
というのもこの作品、何故か、『富野由悠季全仕事』のフィルモグラフィーから漏れているんですね。リスト制作委員会が制作したリストに漏れがある!?結構な驚きでした。
勿論、どちらの記録が正しいのかは、実際に観ないことには何とも言えません。そんな訳で気になってます。

狢工房:まんが日本昔ばなし資料室5
こちらの資料では、1979年1月3日放送分とのこと。『機動戦士ガンダム』が79年4月開始ですから、かなりアツイ時期の富野作品ということに…。やっぱ観てみたいなぁ。

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